
執筆者:エンドライン株式会社 松木 愛奈
ここ数年、ありがたいことに自衛隊のイベントや、消防・警察の広報イベント、市役所の防災フェアなど、公的機関のイベントの装飾のご相談をいただく機会が増えてきています。
人の集まりが悪い、会場が広すぎてどこでイベントをやっているのか分かりにくいと言われた、限られた販促予算の中でどういう装飾が必要なのかわからない、というように担当者さまのお悩みやご相談のきっかけは様々です。
実は昨今のSNSの発展により、イベントの成果は内容だけでなく「会場がどうだったか?」も見られるようになってきています。新規の来場者に興味を持ってもらううえでも、会場の見た目や写真に残したくなる工夫は大切です。
そこで今回は、公的機関のイベント担当者さまに向けて、予算を大きく増やさなくても会場の印象を高める、会場ディスプレイの活用方法をご紹介したいと思い、この記事を執筆する運びとなりました。
目次
1. なぜ「内容」より先に「見た目」で判断されるのか
イベント会場に来た人は、まず会場全体をパッと見渡します。
そのとき「なんだか堅そうだな」と感じてしまうと、内容がどれだけ充実していても立ち寄ってもらえないことがあります。
これは公的機関のイベントに限った話ではありません。プロスポーツチームの会場装飾や、住宅展示場、幅広い店舗の集客支援に携わってきた私たちも、同じような相談を数々受けてきました。
内容を知ってもらう前に、会場の見た目が第一印象を左右することがあります。
でも、大丈夫です。
その見た目は、予算を大きく増やさなくても、ディスプレイの選び方と置き方を工夫するだけで、ぐっと変えることができます。
2. 会場ディスプレイの基本アイテムと、それぞれの役割
会場の印象を変えると聞くと、大掛かりな装飾をイメージされるかもしれませんが、実際はそうではありません。
まずおさえていただきたいのが、以下のような装飾アイテムです。
巻き上がらないのぼり旗

主な役割:遠くからの視認性、動線への配置
ポールを通す部分が袋加工されているので風が強い場所でも巻き上がりづらく、屋外イベントの入口周辺や最寄り駅からの導線確保に向いています。
横断幕

主な役割:建物外壁や高い位置からの誘導
施設・会場全体でのアピールに向いています。
バックパネル・タペストリー


主な役割:ブース内での写真展示や仕切り
屋内スペースや展示コーナーの装飾に向いています。
デジタルサイネージ

主な役割:動画やスライドでの情報発信
屋内イベントや待機列、休憩場所周辺での活用ができます。
大規模な装飾ができなくても、目的に合わせて装飾物を組み合わせるだけで会場の印象は大きく変わります。
もちろん、上記を全部揃えないといけないと思わなくて大丈夫です!会場の広さや目的に合わせて、必要なものだけを選ぶことも1つの選択肢です。
3. 遠くからでも会場の場所が分かる「エア看板」という選択肢
公的機関のイベントでよく聞くお悩みが、会場が広い施設や屋外に設けられることが多く、どこで何をやっているのか分かりにくいというものです。
こうしたお悩みの解決に向いているのが、エア看板です!

エア看板とは、土台に内蔵された送風機から空気を送り込みバルーンを膨らませて設置する看板のことです。
コンセントにつなぐだけのシンプルな操作で設営でき、内蔵ライト(一部商品はオプション対応)で光らせることもできるため、日中はもちろん、暗くなる時間帯の視認性を高めることにも役立ちます。
のぼり旗や横断幕と違って、立体的で大きなサイズ感を出せることが特徴です。
会場のどこにあるか、遠くからでも一目で分かるようにしたいという場面にぴったりのアイテムです!
エア看板には、いくつかの種類があります。
エア看板(円柱タイプ)
「イベント開催中!」等、入口や遠方からの誘導にオススメです。

エアアーチ
通路をくぐる形状。「welcome!」等、入場口の演出にぴったりです。

変形エア看板(2D・3D)
キャラクターやオリジナルの形に合わせて製作できます。
2Dエア看板
円柱型と同様、バルーンに印刷するタイプです。

3Dエア看板
形などを立体的に表現するタイプです。
※デザイン校了後、2か月ほど期間をいただきます。

会場の広さや目的、予算に合わせて種類を選べるのも嬉しいポイントです。
4. 会場全体で印象をつくる、組み合わせの考え方
エア看板やのぼり旗などの装飾物は、単体で使うよりも会場の動線に合わせて組み合わせることで、より効果を発揮します。

① 遠方からの誘導
エア看板や幕を活用し、「ここでイベントをやっている」ことを、離れた場所からでも分かるようにする。
② 入口・動線上での案内
のぼり旗を動線上に配置し、来場者を自然に誘導する。
③ 会場内での展示
パネルやデジタルサイネージで、活動内容や展示内容を伝える。
堅いイメージを持たれやすい公的機関だからこそ、色使いやデザインで親しみやすさを演出することも効果的です!
設営担当が少人数の場合は、コンセントにつなぐだけで設置できるエア看板や、組み立てが簡単なのぼり旗を中心に選んでいただくと、当日の負担もぐっと軽くなります。
5. よくあるご質問
Q1. 予算がほとんどない状態でも、何か改善できますか?
もちろんです!
のぼり旗の配置を見直すだけでも印象は変わります。まずは来場者の動線上に置けているか?を見直すところから始めてみてください。
Q2. 屋外イベントでもエア看板は使用できますか?
使用可能です!
屋外で使用する場合は、風の影響の考慮と固定方法を事前に確認しておくと安心です。
※ただし、電化製品のため、雨天時の使用はお控えいただいております。
Q3. デザイン依頼から可能ですか?
可能です!
訴求内容を伺った後に、カラーやフォントなどのバランスを見ながら目に留まるデザインをご提案いたします。堅すぎず、砕けすぎない絶妙なバランスを一緒に考えていきましょう。
Q4. エア看板はどのくらいの期間で納品できますか?
種類や納品場所にもよりますが、最短でデザイン校了から7日で納品が可能です!
イベントの開催日が決まっている場合は1か月半ほど余裕を持ってご相談いただけると、デザインや納期の調整もしやすくなります。
※3Dエア看板は、デザイン校了後2か月ほど期間をいただきます。
Q5. 会場全体の装飾も合わせて相談できますか?
はい!
のぼり旗、幕、エア看板などの単体でのご相談はもちろん、会場全体の装飾のご相談も承っています。
6. まとめ
公的機関のイベントは、予算も人手も限られていることが多いですよね。
その中で会場の印象まで整えていくためには、のぼり旗や幕、エア看板など、目的に合ったディスプレイを選び適切に配置する必要があります。
決して派手なことをする必要はありません。
- 遠くから目立たせる
- 動線上に配置する
- 情報を適切に伝える
このような工夫の積み重ねが、会場全体の印象をガラッと変えていきます。
そして、その印象の変化が来場者の「立ち寄ってみようかな」という一歩につながります。
公的機関のイベント担当者さまが、限られた予算の中でも会場を最高にモリアゲられますよう、この記事が役立つことを願っております。
「うちの会場に合うのは、どのアイテムだろう?」そんなご相談でも大歓迎です。まずはお気軽にご相談ください。
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会場の広さや目的、ご予算に合わせて、必要なアイテムや配置をご提案いたします。


