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のぼり旗の印刷方法や縫製、仕様のあれこれ、すべてお答えします!

今回は、印刷方法はもちろん、縫製や仕様についてご紹介します。
初めてのぼり旗を作る方も必見です!

のぼり旗の印刷方法、インクジェットと捺染って、なぁに?

のぼり旗にはいくつかの印刷方法がありますが、まずはインクジェット印刷をご紹介しましょう。

インクジェット印刷とは、微粒子化したインクを直接のぼり旗に吹きかけて印刷する方法です。
「イラストレーター」というソフトで作成したデザインを直接印刷できるため、
緻密なデザインも表現することができます。

原理は家庭用プリンターと同じ。のぼり旗の印刷方法としては一般的で、
印刷枚数の少ない小ロットから100枚ぐらいまでのフルカラー印刷に用いられます。

次にご紹介するのは捺染です。「なっせん」と読みます。

捺染とは1色につき1つの版を作り、その版を用いて印刷する方法です。
スクリーン印刷ともいわれます。

「イラストレーター」で作成したデザインをもとに版を作成し、1色1色、色をのせていきます。
そのため、色に厚みがでてインパクトある仕上がりになります。

使う色数が増えれば増えるほど製作する版が多くなるため、コストは上がりますが、
版画のように何枚も印刷できるので、印刷枚数が多いほど1枚あたりの単価は安くなります。

のぼり旗を長持ちさせるなら、三巻縫製がおすすめ

のぼり旗の縫製は主に「ヒートカット」「三巻縫製」「レーザーカット」という3つの方法が用いられます。

まずはヒートカット。のぼり旗の4辺を熱で溶かしながら切る方法です。
熱で溶けた繊維は固まるため、ほつれにくくなります。

ヒートカットは、ポンジやトロピカルといったポリエステルの生地に用られる独特の裁断方法です。
素材を熱で溶かすため、天竺や金巾といった綿の生地には適していません。

次に、三巻縫製です。「みつまきほうせい」と読みます。

生地の端を2回折り返し、ミシンで一気に縫う方法です。
目立たない色で縫製するためデザインの邪魔にもなりませんし、
三巻縫製を行うとほつれにくくなるため、のぼり旗を長持ちさせることができるんです。

ちなみに、三巻縫製は4種類あります。

上下三巻縫製

のぼり旗の上下の辺に三巻縫製を施す方法です。

L字三巻縫製

のぼり旗のチチのついていない縦と下の2辺にのみ三巻縫製を施す方法です。
施した2辺がL字に見えることから、こう呼ばれています。

三方三巻縫製

のぼり旗の上下の辺とチチのついていない縦の辺の3辺に三巻縫製を施す方法です。

四方三巻縫製

のぼり旗の4辺すべてに三巻縫製を施す方法です。

三巻縫製する部分が多ければ多いほど丈夫さは増します。
先ほどご紹介したヒートカットでもほつれにくいのですが、
風の強い場所に設置したい、旗の劣化を少しでも抑えたい場合には、三巻縫製がおすすめです。

最後はレーザーカット。レーザー光線を当てながら裁断する方法です。

生地を細かく裁断できるため、ご希望の形に合わせることができます。
七変化のぼり旗のような、オリジナリティ溢れる形での製作に最適です。

のぼり旗を固定するチチは、犬のお乳が由来だった!?

チチとは、のぼり旗についている白い輪の部分を指します。
のぼり旗やミニのぼり旗をポール(竿)に取り付ける場合は、このチチに通して固定します。

ちなみに、チチは漢字で「乳」と書くそうです。
諸説ありますが、ポールに一定の間隔で取り付けられている様子が、犬のお乳の連なって並んでいる様子に
似ていることから、そう呼ばれるようになったとか…。

のぼり旗が巻き上がりにくくなる袋縫いとは?

袋縫いとは、ポールを通す部分をチチの代わりに筒状に加工し、ポールを通す方法です。

強風でも巻き上がりしにくく、高級感ある仕上がりが特徴。
のぼり旗をはっきり見せたい場合や風の強い場所に設置する場合におすすめです。

のぼり旗の設置場所によっては、防炎加工が必須条件に

防炎加工とは、火を近づけても簡単には着火せず、着火したとしても燃え上がりにくくする加工法です。

防炎加工の商品は「公益財団法人日本防炎協会」に指定された会社や工場でのみ製造が許されており、
加工を施した商品には「防炎シール」が貼られています。

デパートやショッピングセンターといった商業施設や地下街、ホテル、病院といった
不特定多数の方が出入りする場所にのぼり旗を設置する場合は、
「防炎加工必須」となっていることが多いようです。

また近年、各種展示会や採用の合同説明会といった会場で使用するのぼり旗にも
防炎加工が求められているため、注意が必要です。

弊社が取り扱う国内製造商品はすべて、防炎加工ができます。
もしもの時に備えて防炎加工を施すことをぜひおすすめします。

一般的なケースも含め、印刷方法や縫製、仕様についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

使用目的や注文枚数によっては、印刷方法などが大きく変わる場合があります。
お客様のご希望にそった最適な商品を提案させていただきますので、
不明点等ありましたら、私たちモリアゲアドバイザーに何なりとお申し付けください!

専門用語が多く、分かりにくい部分もあったかと思いますが、
少しでもお役に立てますと嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

のぼりのデザインに関するご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

https://noborihataya.com/products/nobori/