皆さんは、のぼり旗にどのような効果を求めていますか？
やはり「お客様を集めたい」「目立たせたい」という効果を求めているのだと思います。
しかしインターネットでのぼり旗を売っている会社の多くは「安い」「早い」を追求していて、
効果を出すノウハウを持ち合わせていません。
集客効果を上げる為に、どのような戦略が必要なのでしょうか？
今回は「お手軽！のぼり旗の集客効果を上げる2つの戦略」として、
どのような考え方でのぼり旗業者に発注すれば、効果のあるのぼり旗が出来上がるのか？
をお話しします。
のぼり旗集客戦略1：自分のやりたい様にデザインを依頼していませんか？
のぼり旗を注文する際に、こんな発注を行っていませんか？
「自分が好きな色だから赤を使おう」
「かわいいフォントが好きなので丸文字にしよう」
「いろいろ伝えたい事が多いので文字をたくさん書こう！」
お気持ちは分かります。が、残念ながら全て間違っています。
上記は全て自分目線ですよね？
お客様不在の考えです。
言われてみれば確かにそうだな、、、となりますよね。
しかし、世の中このようなのぼり旗（いや、広告全般）が多いのも事実です。
我々制作側も「言われたままデザインを作成する会社」が多く、
集客を考えた提案はあまりしていないようです。
それでは、皆様がのぼり旗を作る目的って何でしょうか？
「お客様に知って欲しい」「来店してほしい」という目的が大半だと思います。
であるならば、自分目線のデザインは卒業して、お客様に訴求できるデザインにしませんか？
のぼり旗集客戦略2：曖昧なメッセージには誰も反応しない
世の中にはありふれた「既製品のぼり」が溢れています。
安くお手軽に変えるのは良いのですが、どこにでも使えるデザインになっているため、
メッセージが刺さりません。
街では下記のようにありふれたデザインののぼり旗をよく目にします。
この事例で言うと
「好評分譲中」「ランチタイム」「セール中」「OPEN」「生ビール」
すべての文言が曖昧なので刺さりにくいキャッチコピーとなっています。
誰が設置しても、どこに設置しても問題のない差し障りのない文言は残念ながら誰にも刺さりません。
それでは刺さるキャッチコピーとは何でしょうか？
刺さるキャッチコピー＝絞り込みです。
何かを絞る事で、針の先端の様にエッジの効いた効果のあるのぼり旗が出来上がります。
それでは、今から実戦で使える2種類の絞り込みをお伝えしますね。
のぼり旗集客戦略3：ターゲット・地域を絞り込もう！
まず一つ目の方法はターゲット属性や地域等を絞り込んでみましょう。
例えば、博多駅の目の前の交差点で「皆さん！」と声掛けするのと、
「福岡市南区に住む20代で独身男性諸君」と声掛けするのでは
どちらが振り返る率が高いでしょうか？
※当社は福岡市にあるので福岡の事例とさせていただきました。
率で言うと圧倒的に後者ですよね。
前者は「皆さん！」なので何となく曖昧になっています。
全体へ声掛けしているので母数は増えるかもしれませんが、
見込度の薄い人が集まります。
後者は「福岡市南区に住む20代で独身男性諸君」となっているので、
その当人には「自分だ！」となり突き刺さり、見込度の高い人が集まります。
ターゲット属性や地域を絞り込む事で、言葉の力は一気に強化します。
先程の既製品の事例で言うと
それぞれ絞り込みをする事でメッセージが突き刺さるようになりました。
朝10時からOPENのぼり旗は、時間を明確に絞り込みました。
まずは「ターゲット」「地域」を絞り込んでください。
見込度の高い人が集まります。
のぼり旗集客戦略4：商品・業態を絞り込もう！
次に商品・業態を絞り込んでみましょう。
まずは事例をご覧ください。
商品・業態を絞り込む事で、自社が「何屋さんなのか？」が明確になります。
逆に「何屋か？」分からないと、怖くて入店できませんよね？
何屋か分かるとお客様の来店が増えます。
自社の商品や業態を分かりやすく見せる工夫をしましょう。
のぼり旗集客戦略まとめ
いかがでしたでしょうか？
何かを絞り込む事でメッセージの訴求は格段に上がります。
絞り込むという事は「捨てる事」です。
とても勇気のいる方法ですが、とてもおススメです。
誰にでも良い顔する八方美人のキャッチコピーでは、誰にも好かれません。
たかがのぼり旗、されどのぼり旗。
せっかく作するなら効果のあるのぼり旗を作りませんか？
のぼりのデザインに関するご相談から承っておりますので、お気軽にご相談ください。
